ブラジル株:ボベスパは下落-中国への懸念で商品輸出株安い

23日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が下落。この6営業日で5回目の値下がりとなった。ブ ラジル最大の貿易相手国である中国の製造業活動が鈍化しているとの懸 念から、鉄鉱石生産のヴァーレを中心に商品輸出株が売られた。

中国を最大の輸出市場とするヴァーレは2.6%安。ナシオナル製鉄 (コンパニア・シデルルジカ・ナシオナル、CSN)は2.9%下落。5 営業日連続で値下がりし、昨年6月以降で最長の下落局面となってい る。航空会社ゴル・リニャス・アエリアス・インテリジェンテス も4.6%安。レイモンド・ジェームズ・ファイナンシャルが投資判断を 「ホールド」相当に引き下げたことが嫌気された。一方、住宅建設のブ ルックフィールドは19%上昇。発行済み株式を買い戻し、上場廃止にす るとの観測が手掛かり。

ボベスパ指数は前日比2%安の48320.64で終了。指数を構成する72 銘柄のうち63銘柄が下落した。通貨レアルはサンパウロ時間午後5時22 分(日本時間24日午前4時22分)現在、1.3%安の1ドル=2.4042レア ル。英HSBCホールディングスとマークイット・エコノミクスが発表 した1月の中国製造業購買担当者指数(PMI)速報値は、予想に反し て活動の縮小を示した。

クレア・コレトラのアナリスト、フェルナンド・ゴンエス氏は電話 インタビューで、「中国の指標は商品関連銘柄に響き、特にブラジルを 中心に新興市場株に大きな打撃を与えた」と指摘。「株式の投資妙味は ここ最近の下げから高まりつつあったが、この日は中国が重しとなっ た」と述べた。

原題:Ibovespa Drops as China Outlook Sinks Exporters; Vale Declines(抜粋)

--取材協力:Denyse Godoy. Editors: Richard Richtmyer, Brendan Walsh

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