ルービニ教授:ユーロ圏離脱国が出るリスクは軽減された

米ニューヨーク大学のヌリエル・ル ービニ教授は、ユーロ圏景気の改善はユーロを離脱する国が出てくる可 能性が低下したことを意味すると述べた。

ルービニ教授は23日、ダボスでのインタビューで、「金融リスクと いう点で言うと、危機の最悪期は脱した」と述べ、「過去数年間に見ら れたテールリスクのうちいくつかは、現実に起こる可能性が弱まった」 と続けた。同教授はさらにこのテールリスクには「ユーロ崩壊のリス ク」も含まれると述べた。

ルービニ教授は初期段階にある域内の回復は世界経済が最悪期を乗 り越える一助になったと指摘した一方で、回復の基盤はまだ不安定だと 続けた。

同教授は「インフレは低水準となるだろう。また中央銀行も緩和的 な政策を継続するだろう」と述べ、「先進国の成長が潜在成長率を上回 るとは考えていない。過去数年間と比べると良好ではあるが、それでも 潜在成長率程度といったところだろう」と指摘した。ルービニ教授は米 国の経済成長率を2.5%と予想している。

原題:Roubini Says Risk of a Country Leaving the Euro Area Has Receded(抜粋)

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