ヘッジファンドのブレバン、今年は日本と欧州に賭ける

欧州最大の株式非公開ヘッジファン ド会社、ブレバン・ハワード・キャピタル・マネジメントは今年、日本 と欧州の市場の動きに賭ける投資をする計画だ。創業者のアラン・ハワ ード氏によると、2013年は「残念」な成績だった。

23日明らかになった投資家宛て書簡によると、同社の「マスター・ ファンド」の成績を反映する上場部門のBHマクロの昨年のリターンは プラス2.6%。調査会社へッジファンド・リサーチによれば、業界全体 は同9.2%だった。

ハワード氏によれば、世界経済のトレンドをめぐる自社予想に基づ いて金利や通貨、国債に投資するマスター・ファンドは昨年、「数カ月 続いた金融市場の大きな混乱」によって打撃を受けた。バーナンキ米連 邦準備制度理事会(FRB)議長が債券購入を減らし始める意向を5月 に示唆してから、市場の変動が激しくなった。

ブレバン・ハワードは今年、昨年から始めた日本に関する取引で利 益を上げるつもりだとハワード氏は述べている。同社は日本株の上昇と 円の下落を見込んでいる。この見通しの妥当性は変わっていないと同社 はみており、一段の政策措置によって「日本の株価指数と円相場、さら にはその後に恐らく」国債相場も「大きく動く公算がある」という。

また、欧州中央銀行(ECB)がデフレ阻止で行動した場合に利益 の出るような証券取引も手掛ける可能性があるとハワード氏は述べた。

ブレバン・ハワードの広報担当、マックス・ヒルトン氏は書簡につ いてコメントを控えた。

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