トルコ中銀、リラ防衛で重ねて介入-下落に歯止めかからず

トルコ中央銀行は23日、通貨リラを 防衛するため約2年ぶりの予定外介入に踏み切ったが、リラの下落に歯 止めをかけることができなかった。

中銀は介入を2回実施したが、リラは対ドルで2%下げ過去最低の 1ドル=2.3029リラまで下げた。中銀は「為替レートに不健全な価格形 成が見られたため」外貨売りを実施したとの声明を、ウェブサイトに掲 載。介入の規模は明らかにしなかったが、HSBCホールディングスは 市場の見積もりを基に30億ドル(約3110億円)程度だったとしている。

同社の見積もりによれば、中銀の外貨準備は今年に入り約52億ドル 減少。リラは1回目の介入後、1ドル=2.26リラ程度に持ち直したが、 その後に再び下落基調となり、再度の介入につながった。

リラは、政界を揺るがす贈収賄疑惑をめぐる調査が5週間前に明る みに出てから売られてきたが、今月21日に中銀が政策金利を据え置いた 後、新たな下押し圧力にさらされている。

この日はユーロに対しても下落し、イスタンブール時間午後6時現 在は2.3%安の1ユーロ=3.1312リラ。一時は過去最低の3.1511リラと なった。

原題:Turkey Central Bank Fails to Arrest Lira Slide With Intervention(抜粋)

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