4大会計事務所の中国関連会社に禁止措置-米上場企業監査

世界の4大会計事務所の中国関連会 社が米上場企業の監査を主導することが6カ月間禁止された。証券詐欺 をめぐる一連の調査で、これら企業が米証券取引委員会(SEC)の行 政命令に従わず、文書提出を拒んだため、SECの行政審判官が判断を 下した。

SECで監査を担当した経歴もあり現在はFTIコンサルティング の上級マネジングディレクターをしているジェーソン・フレモンズ氏 は、キャメロン・エリオット行政審判官によるこの判断がSECの最終 決定となれば、米国に上場している200社余りの中国企業が新たな監査 法人を見つけなければならなくなる一方で、米自動車最大手のゼネラ ル・モーターズ(GM)など中国内で大規模事業を展開している多国籍 企業も中国部門の監査のため新たな会計事務所を起用する必要が生じる と指摘する。

会計事務所側は電子メールで、審判官の判断に不服を申し立てると 表明した。4大会計事務所は、デロイトトウシュトーマツとアーンス ト・アンド・ヤング(E&Y)、KPMG、プライスウォーターハウス クーパース(PwC)。

中国を本拠とする企業の数十件に及ぶ会計詐欺調査で数年にわたっ て情報入手で困難を極めてきたことから、SECは2012年にこうした会 計事務所に対して文書提出を命令。米中両国は昨年5月、関連情報の一 部を共有することで合意した。会計事務所側はSECの主張は数百の中 国企業の米上場を危うしたと反論したが、受け入れられなかった。

原題:China Auditors Barred for Six Months Over Blocking SEC Probes(抜粋)

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