きょうの国内市況(1月23日):株式、債券、為替市場

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●日本株3日ぶり反落、素材や内需など全業種安-中国統計機に崩れる

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東京株式相場は3日ぶりに反落。中国の製造業購買担当者指数 (PMI)が悪化したのを機に午前後半から失速し、午後はじりじりと 下げ幅を広げた。中国景気の動向に敏感な鉄鋼など素材関連をはじめ、 金属製品、電気・ガスや陸運、小売など内需関連まで幅広く売られ、東 証1部33業種は全て安い。

TOPIXの終値は前日比12.11ポイント(0.9%)安の1287.52、 日経平均株価は125円7銭(0.8%)安の1万5695円89銭。

りそな銀行アセットマネジメント部の黒瀬浩一チーフ・マーケッ ト・ストラテジストは、「中国は去年から政策で景気を持ち上げてきた が、景気が良くなってくると構造改革を進める方向に働くため、結局良 くならない」と言う。日本の企業業績のもう一段の回復を織り込むには 時期尚早で、株価上昇のピッチも速く、当面ははっきりしない相場展開 が続くと見ている。

東証1部33業種の下落率上位は金属製品、電気・ガス、情報・通 信、陸運、鉄鋼、不動産、繊維、医薬品、小売、倉庫・運輸。売買高 は29億659万株、売買代金は2兆6737億円。値上がり銘柄数は215、値下 がりは1504。

●債券上昇、20年債入札が予想上回る強い結果-国内株安や円高進行も

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債券相場は上昇。きょう実施の20年債入札が市場予想を上回る強い 結果となったことや株安・円高を受けて買いが優勢となった。新発20年 債利回りは1カ月半ぶりに1.5%を割り込んだ。

東京先物市場で中心限月の3月物は前日比7銭安の144円08銭で始 まり、144円04銭まで下落した。しかし、午後に入るとプラスに転じ、 入札結果発表後には上げ幅を拡大。一時は144円38銭と日中取引で14日 以来の高値を付けた。結局は20銭高の144円35銭で引けた。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の332回債利回 りは同1ベーシスポイント(bp)高い0.685%で始まり、午前は0.68 -0.685%で推移。午後に入ると水準を切り下げ、0.655%と14日以来の 低水準を付けた。5年物の116回債利回りは0.5bp低い0.21%。

みずほ証券の三浦哲也チーフ債券ストラテジストは、20年債入札に ついて、「想定以上に強い結果だった。午後は買い戻しが入り、値を戻 す展開となった」と述べた。

●円全面高に転じる、アジア株安でリスク回避-ドル指数は8日続伸

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東京外国為替市場で円相場は、午後の取引で反発し、全面高となっ た。中国の製造業関連指数が悪化し、日本株を含むアジア株が全般的に 安く推移したことから、リスク回避の円買い圧力が強まった。

午後3時26分現在の円は、主要16通貨全てに対して前日の終値を上 回っている。ドル・円相場は1ドル=104円31銭付近。一時は104円28銭 を付けた。朝方は、米国の金融緩和縮小観測を背景に、16日以来の水準 となる104円84銭までドル高が進んでいた。しかし、午後に入って日経 平均株価が下落に転じるなど、アジア株の下落基調が鮮明になるにつれ て、円買いが優勢となった。

楽天証券の相馬勉債券事業部長は、「株が高いと円安になり、安い と円高」になり、株と円相場の動きがほぼ連動していると説明。その上 で、中国の指標が悪かったところがリスク回避の材料になったとして、 当然「株売り・円高」ということになると話していた。

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