為替操作で銀行から思いがけない情報-LIBOR和解が一役

指標金利の操作疑惑で米司法省の調 査への協力に同意した銀行が、外国為替レート操作の可能性を捜査する 米検察当局に思いがけない情報をもたらしている。米司法省当局者と事 情に詳しい関係者1人が明らかにした。

司法省刑事局の幹部ミシリー・ラマン氏はインタビューで、銀行の 協力のおかげで「為替や他の指標の操作疑惑にも捜査の手が広がった。 具体的な成果が挙がっている」と説明した。銀行名の特定や捜査に関す るそれ以上のコメントは避けた。

関係者が匿名を条件に語ったところでは、一部の金融機関は当局と の合意に基づき、外為ビジネスに関する内部調査を実施し、司法省と調 査結果を共有する義務があり、それが為替市場をめぐる刑事捜査の進展 に一役買っている。一部の銀行は証人の候補者リストを提出し、行員か らの事情聴取を可能にしているほか、提出命令がなくても文書を差し出 している。さらに捜査当局は銀行側と電話で毎週協議し、毎日連絡を取 ることもあるという。

スイスのUBSと英バークレイズ、ロイヤル・バンク・オブ・スコ ットランド・グループ(RBS)はロンドン銀行間取引金利 (LIBOR)操作疑惑をめぐる米司法省の調査を決着させるため、8 億ドル(約840億円)余りの制裁金の支払いに応じ、他の調査に協力す ることにも同意した。

UBSとバークレイズ、RBSの広報担当はいずれもコメントを控 えている。

原題:Banks Aid U.S. Forex Probe to Fulfill Duty in Libor Settlements(抜粋)

--取材協力:Liam Vaughan. Editors: Sara Forden, David Scheer

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