アイカーン氏がeベイの株式取得-ペイパル部門の分離を提案

電子商取引サイト運営最大手の米e ベイは22日、アクティビスト(物言う株主)として知られる投資家カー ル・アイカーン氏が同社の株式を1%弱取得し、自身の企業の従業員2 人を取締役に推していることを明らかにした。これを受け、eベイの株 価は時間外取引で急上昇した。

eベイの発表資料によると、アイカーン氏は今月にeベイ株を取得 し、持ち株比率は0.82%。オンライン決済サービス、ペイパル部門のス ピンオフ(分離・独立)を提案しているという。同氏はブルームバーグ テレビジョンとのインタビューで、eベイは「やるべきことを十分に実 行していない」とし、eベイからのペイパル分離は同社の企業価値を簡 単に高めるものだと述べた。

eベイのジョン・ドナフー最高経営責任者(CEO)は電話会議 で、アイカーン氏とは先週話をしたと説明。アイカーン氏の構想につい ては「目新しいものではない」とし、株主価値を最大化する最善策は分 離しないことだと述べた。eベイがデータの提供や事業拡大への資金供 与によってペイパルの成功を後押ししてきたと指摘した。

eベイが22日発表した2013年10-12月(第4四半期)決算では、売 上高がアナリスト予想を下回った。売上高は45億3000万ドル(約4700億 円)となり、ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均の45億5000 万ドルに届かなかった。一部項目を除いた1株利益は81セントだった。 アナリスト予想は80セント。

14年1-3月(第1四半期)について同社は売上高が41億5000万 -42億5000万ドルになるとの見通しを示した。アナリスト予想平均は43 億ドル。

eベイの株価は時間外取引で一時12%上昇。通常取引終値は0.5% 高の54.41ドルだった。

原題:EBay Says Icahn Proposes PayPal Spinoff After Taking Stake (2)(抜粋)

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