NY銅:下落、中国の需要鈍化観測で-製造業PMIや春節控え

22日のニューヨーク銅先物相場は下 落。世界最大の工業用金属消費国である中国で需要が鈍化するとの観測 が広がった。

今週発表された中国の経済指標では、2013年10-12月(第4四半 期)の国内総生産(GDP)の伸びが鈍化したほか、昨年12月の工業生 産の伸び率は5か月ぶり低水準となった。ブルームバーグのエコノミス ト調査によれば、英HSBCホールディングスとマークイット・エコノ ミクスが23日発表する製造業購買担当者指数(PMI)では、製造業活 動が1月に減速したことが示される見込み。中国金融市場は春節(旧正 月)の連休に伴い、今月31日から2月6日まで休場となる。

T&Kフューチャーズ・アンド・オプションズ(フロリダ州ポート セントルーシー)のマイケル・スミス社長は電話インタビューで、「中 国で多くの事業が1週間閉鎖されることになる」と指摘。「それが間違 いなく相場を押し下げている。銅市場が実際に起きているより楽観的な 世界経済の将来像を織り込んでいたことも、相場下落が見込まれる理由 だ」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物 3月限終値は、前日比0.4%安の1ポンド=3.337ドル。今月2日に は3.4245ドルと、9カ月ぶり高値を付けた。

原題:Copper Futures Drop on Speculation China’s Demand Will Decline(抜粋)

--取材協力:Agnieszka Troszkiewicz、Liezel Hill. Editors: Patrick McKiernan, Joe Richter

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