米フィデリティの資産運用責任者オハンリー氏が退任へ

世界2位の投資信託会社フィデリテ ィ・インベストメンツで約4年間にわたり資産運用責任者を務めたロナ ルド・オハンリー氏が退任する。アビゲイル・ジョンソン社長を中心に ジョンソン一族による経営支配が強まることになりそうだ。

ジョンソン社長が社員に宛てた22日付の文書によると、フィデリテ ィはオハンリー氏の後任に社内の人材を起用する方針。後任候補の氏名 は明らかにしてない。オハンリー氏は別の文書で、仕事上の新たな挑戦 を検討する前に家族と過ごす時間や非営利団体に割く時間を多く持ちた いと説明した。

オハンリー氏(56)は、2008年の金融危機からの立ち直りにフィデ リティが苦しみ、本来強みのあるアクティブ運用の株式ファンドから資 金が流出していた時期にエドワード・ジョンソン会長によって採用され た。同会長はその2年後に娘のアビゲイル氏をオハンリー氏の上司に昇 進させ、自分の後継者と位置付けた。

モーニングスターの投信調査担当ディレクター、ラッセル・キネル 氏は電話取材に対し、「フィデリティは同族企業であるためナンバー2 の職務は難しく、過去の例ではポジションの在職期間はあまり長くな い」と指摘した。

原題:Fidelity Investing Head Ronald O’Hanley to Step Down (3) (抜粋)

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