ブラックロック:英国債、先進国で最も脆弱-失業率低下で

米資産運用会社ブラックロックは英 国債について、景気改善に伴い利上げに踏み切るようイングランド銀行 (英中央銀行)に圧力がかかるため、先進国の国債の中で「最も脆弱 (ぜいじゃく)」だと見方を示した。

ブラックロックの国際債券投資戦略責任者、スティーブン・コーエ ン氏は、英中銀が利上げ時期に関するガイダンスを見直すかが市場の材 料となる中で、英5年債と10年債が特に影響を受けやすいと指摘した。 英政府統計局(ONS)が22日発表した9-11月の失業率は7.1%に改 善し、約5年ぶりの低水準となった。

コーエン氏はロンドンでメディア関係者への説明会で、「失業率は 中銀の予想よりはるかに速いペースで低下してきており、中銀は既に見 通しを変更せざるを得なくなっている。中銀には利上げ検討の目安を調 整するよう圧力がかかるだろう。そのため英国債市場は最も脆弱だと考 えている」と述べた。

カーニー中銀総裁は昨年8月、失業率が少なくとも7%に低下する まで利上げを検討しない方針を示した。この政策を導入した時点で中銀 は、2016年の遅い時期までは目安に達しないと予測していた。

原題:BlackRock Says Gilts Are Most Vulnerable as Jobless Rate Falls(抜粋)

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