ドル上昇は数年継続か、主要中銀の政策に相違-ウェーバー氏

スイスの銀行UBSのアクセル・ウ ェーバー会長は米国と欧州、日本の金融政策スタンスに相違が出ている ことで、ドルが今後数年に押し上げられる可能性があるとの考えを示し た。

ウェーバー会長は22日、スイスのダボスで開催中の世界経済フォー ラム(WEF)年次総会でのパネル討論で、米連邦公開市場委員会 (FOMC)は「緩和策を解除しつつあり、数年後には緩和縮小バイア スから引き締めバイアスへと移行する可能性がある」と指摘。「欧州は 依然として緩和バイアスを維持しているほか、日本は大規模な緩和策を 実施している。このため1、2年後を考えた場合、この主要3通貨圏の 金融政策の方向性が異なっていることは現時点よりもさらに為替レート へと反映されるだろう」と述べた。

その上で、「ドルが円に対して相対的に強いのは明らかだが、ユー ロに対してもその傾向は強まるだろう。ただそれは今のところまだ見ら れていない」と発言。「相対的な金融政策の方向性が一段と明確になれ ば、それははっきりしてくるかもしれない」と続けた。ウェーバー氏 は2004-11年にドイツ連邦銀行の総裁を務めた。

原題:Weber Says Dollar May Advance as Central-Bank Policies Diverge(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE