約100年続くロンドン金価格設定、銀行が見直し検討-関係者

ロンドンで約100年間にわたって採 用されている金の指標価格の設定方法について、銀行が見直しを検討し ている。価格は鉱山会社や宝飾業者、中央銀行が金を売買する際の指標 となっている。見直し過程について詳しい関係者が明らかにした。

ロンドンの金価格設定に携わっている英バークレイズとドイツ銀 行、カナダのノバスコシア銀行、英HSBCホールディングス、フラン スのソシエテ・ジェネラルの5行は、価格設定過程の改善に向け外部企 業の助言を求める運営委員会を設置した。見直しは公表されていないと して関係者が匿名を条件に明らかにした。

価格設定は1919年から続く慣行だ。5行の担当者らが数分から1時 間以上をかけて電話で協議し金を売買する。この価格設定方式について 英国やドイツ、米国の規制当局がここ数カ月間、精査している。これら の規制当局は既に金利と為替市場の操作について調査を進めている。

捜査当局は金価格が操作されているとの見方は示していないが、エ コノミストや学識経験者らは金の価格設定方式について、時代遅れで乱 用されやすく、規制当局による直接的な監督を欠いていると指摘してい る。ドイツ銀は先週発表した文書で、金と銀の価格を設定する協議から 退く計画であることを明らかにした。

原題:Century-Old London Gold Benchmark Fix Said to Face Overhaul (1)(抜粋)

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