【個別銘柄】TDKやアルバック急伸、電通高い、ピジョン下落率2位

きょうの日本株市場で、株価変動材 料があった銘柄の終値は以下の通り。

TDK(6762):前日比6.3%高の5250円。クレディ・スイス証券 が21日付で、目標株価を6300円から6400円に引き上げた。投資判断「ア ウトパフォーム」を継続。2015年3月期も大幅な収益改善を予想。受動 部品事業では特定のドライバーがあるわけではないが、地道な構造改革 効果などで着実に収益水準を切り上げるとしている。新しい営業利益予 想は今期が397億円(従来394億円、会社計画300億円)、来期が698億円 (従来685億円)。

アルバック(6728):15%高の1726円。JPモルガン証券が21日付 で、投資判断「オーバーウエート」、目標株価2700円で調査を開始し た。成膜プロセスステップ数の増加で同社スパッターやエッチャーが恩 恵を受ける可能性が高い、と指摘。成長ドライバーは不揮発性メモリと 述べ、財務懸念で切り下がったバリュエーションは現状を鑑みれば割安 との認識を示した。営業利益予想は、14年6月期が115億円(会社計 画90億円)、15年6月期が132億円、16年6月期が148億円。

電通(4324):3.5%高の4195円。三菱UFJモルガン・スタンレ ー証券が21日付で、投資判断を「アンダーパフォーム」から「アウトパ フォーム」に、目標株価を2880円から5060円に引き上げた。内外の事業 環境は明るいとして業績予想を増額。電通単体ではリーチ力の再評価に よる需要拡大が見込める新聞、テレビを中心に増額。海外は新規グロー バル企業の開拓などイージス統合シナジー効果や主力のインターネット 広告売り上げ拡大を織り込んだ。

住友化学(4005):3.7%高の452円。SMBC日興証券は、サウジ アラビアの合弁事業で関係会社であるペトロ・ラービグ社の10-12月期 純損益が大幅黒字だったと指摘し、住友化の1-3月期の持ち分法投資 損益は130億円程度の黒字計上となる見通しで同証の事前予想20億円弱 を上回る、とリポートで指摘。ラービグ社について同証券では、石化市 況の堅調推移や親会社との収益向上策などを背景に14年12月期の利益は 大きく改善する公算、と分析した。

オークマ(6103):6.5%高の1134円。みずほ証券が21日付で、投 資判断を「アンダーパフォーム」から「買い」に、目標株価を710円か ら1350円に引き上げた。販売価格下落による影響の一巡、円安による15 年3月期からの業績プラス効果、工作機械受注の本格的回復期入りの見 通しを勘案したという。来期営業利益予想を130億円から150億円、再来 期を160億円から180億円にそれぞれ増額。

東京製鉄(5423):5%高の592円。21日に発表した4-12月期の 単独経常損益は19億4300万円の黒字(前年同期実績は126億円の赤字) だった。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、同証の事前予想12 億円を上回る内容でポジティブサプライズ、と21日付リポートで指摘。 高炉が主導するH形鋼の値上げ恩恵やスクラップ購買方法を含めたコス ト削減が黒字定着に寄与した可能性がある、と指摘した。

大日本スクリーン製造(7735):2.7%安の546円。JPモルガン証 券が21日付で、投資判断を「オーバーウエート」から「中立」に引き下 げた。目標株価は600円で据え置き。TSMC、インテルの設備投資ガ イダンスが同証の想定の範囲内だったことから、14年前半に半導体前工 程メーカーの受注の山が偏るとの見方を継続。スクリンの四半期受注は 1-3月か4-6月にいったんピークを打つと予想し、追加的な株価の 上昇余地は限定的との見方を示した。

日本電産(6594):1.1%高の1万1095円。クレディ・スイス証券 が21日付で、目標株価を8400円から1万3400円に引き上げた。投資判断 は「アウトパフォーム」を継続。今期営業利益予想を798億円から863億 円(会社計画800億円)、来期を1027億円から1141億円にそれぞれ増額 した。為替前提の変更に加え、新たに発表済みの2社の買収効果を織り 込んだと説明。拡大の兆しが見え始めたその他精密小型モータでの新規 ビジネス寄与も反映させた。

ピジョン(7956):6%安の4690円で、東証1部の下落率2位。大 和証券が22日付メモで、14年1月期の営業利益は105億円程度と、同証 予想109億円に届かない見通しと記述した。会社計画は102億円。販促な どの費用を積極投下する一方、中国の紙おむつ事業が苦戦していること が響くという。会社側が示す来期営業利益計画も120億円未満と、同証 予想の126億円を下回る可能性が高い、と指摘。バリュエーション面に 割安感は乏しく、短期的には利益確定のタイミングとしている。

武蔵精密工業(7220):3.5%安の2146円。大和証券が21日付で、 投資判断を「アウトパフォーム」から「中立」に、目標株価を2500円か ら2300円に引き下げた。中期経営計画の利益目標が低く、ブラジル景気 も力強さに欠けることから、株価収益率(PER)が上昇しにくいと指 摘した。

エプコ(2311):ストップ高に当たる300円(20%)高の1776円。 パナソニック(6752)と共同で、家庭用太陽光発電アグリゲーション事 業に関する合弁会社を今月末に設立する、と21日発表した。出資比率は パナソニク51%、エプコ49%。同事業の収益寄与を期待した買いが膨ら んだ。一方、パナソニク株は2.5%安の1256円と売りに押された。

スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684):1.1%安 の1692円。クレディ・スイス証券が21日付で、バリュエーションに割安 感がないとして、投資判断を「アウトパフォーム」から「中立」に引き 下げた。当面はオンラインゲームでのヒット待ち局面になると指摘。14 年3月期の営業利益予想を75億円から100億円(会社計画50億-90億 円)、来期を167億円から146億円にそれぞれ修正した。

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