ウラン相場、14%上昇か-日本の原発安全審査で早期再稼働期待

全ての原発が停止している日本で今 年は原子力規制委員会による安全審査を合格した原発が順次再稼働して いく期待感から、ウラン相場が上昇するとの見方が強まっている。

ブルームバーグによるアナリスト11人を調査した予想中央値だ と、2014年中に10基の原発が再稼働する可能性がある。昨年9月以降、 日本では原発50基全部が停止している。アナリスト5人を対象にした別 の調査では、今年のウランの平均価格は1ポンド当たり41ドルと、現在 より14%上昇する見通し。

ウラン相場は2011年3月の福島第一原発事故以降、51%下落。価格 低迷で一部で開発計画中止や鉱山閉鎖があったが、需要が高まってくれ ばカザフスタンやオーストラリアなどの生産者が恩恵を受けそうだ。日 本で原発が再稼働すれば、化石燃料輸入に依存する度合いが低下する。 燃料の輸入が膨らみ、日本の経常赤字は過去最大に膨らんでいる。

Uxコンサルティングのシニアバイスプレジデント、ジョナサン・ ヒンツェ氏は「日本の原発の動向は引き続きウラン相場の主要な動因 だ。需要サイドでポジティブな展開になっており、供給の伸びが鈍化し ていることと相まってウラン価格は年後半に上昇する」と述べた。

原題:Uranium Poised for Bull Market as Japan Reviews Reactors: Energy(抜粋)

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