中国の原油需要の伸び、今年は米国から首位奪還か-IEA

中国は今年、製造や運輸の業況拡大 によって原油需要の伸びで米国から首位を奪還するとの見通しを国際エ ネルギー機関(IEA)が示した。

IEAは21日発表した月間石油市場報告で、中国の今年の原油需要 を日量36万9000バレル(3.6%)増の1049万バレルと予想。米国につい ては同7万2000バレル(0.4%)増と、中国の日量の伸びを上回った昨 年から鈍化すると見込んでいる。

米国は国内のシェール層からの生産が急増し、過去20年間で最もエ ネルギーの自立に近づいている。IEAが昨年11月に出した予想による と、米国は2015年までにはロシア、サウジアラビアを抜いて世界最大の 生産国になる見通し。中国は35年までに米国を抜き世界最大の原油消費 国になるとみられている。

IEAのシニアエコノミスト、マット・パリー氏は21日、パリから の電話で「はっきり言えるのは中国は将来、もっと原油を必要とすると いうことだ。米国では原油価格が低下し、石油化学業界に大きく伸びる 余地があった。今年、それが再現される可能性は低い」と述べた。

原題:China Seen Retaking Lead From U.S. in Oil Demand Growth by IEA(抜粋)

--取材協力:Grant Smith. Editors: Stephen Voss, Raj Rajendran

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