ドイツ銀はレバレッジ圧縮と報酬カット必要-元モルガンS幹部

ドイツ最大の銀行であるドイツ銀行 は、リスクの低いビジネスモデルへの転換を銀行業界が目指す中で、レ バレッジ圧縮と報酬カットを行う必要があるとモルガン・スタンレーの 元マネジングディレクター、ダビデ・セラ氏が指摘した。

アルジェブリス・インベストメンツ(ロンドン)の創業者であるセ ラ氏は、スイスのダボスでブルームバーグテレビジョンとのインタビュ ーに応じ、「あらゆる基準から考えて、ドイツ銀は現在レバレッジを最 も活用する銀行の部類に入る」と述べ、「新たな規制環境の下でそれほ ど利益を生まない資産をあまりにも多くドイツ銀は抱えており、資産の 圧縮と報酬カットに動くべきだ」と発言した。

規制当局や投資家が金融機関にリスク削減とバランスシート強化を 求める中、ドイツ銀は資産の売却や圧縮を進めている。セラ氏による と、株主は安定的な利益にプレミアムを支払うことに前向きであるた め、一部の銀行は利益の変動が大きい債券トレーディングなどリスクが 高めの部門を縮小する一方で、資産運用部門や証券部門への依存度を高 めている。

セラ氏は「金融業界は公益事業のようになりつつある」と指摘。 「リターンが低下し、資金の存在が低下する一方で、安定性が増すこと は、究極的には政府だけではなく一般市民も求めていることだ。それは 報酬を減らす必要があることを意味する」と述べた。

原題:Deutsche Bank Should Cut Leverage While Paying Less, Serra Says(抜粋)

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