シカゴ牛乳先物、過去最高値に上昇-輸出増と加州の干ばつで

シカゴ市場の牛乳先物相場が過去最 高値に上昇し、実需業者のコスト増が示唆されている。米国の輸出が急 増する一方、同国最大の産地であるカリフォルニア州が記録的な干ばつ に見舞われ生産が脅かされていることが要因。

アメリカ乳製品輸出協会の最新のデータによると、昨年1-11月の 粉乳やチーズ、乳脂肪の輸出は17%増加し176万トンとなった。 INTL・FCストーンによれば、カリフォルニア州は昨年、記録的な 乾燥天候に見舞われ、乳牛1頭当たりの牛乳生産に影響が出る恐れがあ る。牛乳先物相場は今年に入って16%上昇し、ブルームバーグが集計し ている商品64品目のうち最大の上昇率を示している。チーズ価格は12% 上げ、2番目に高い上昇率を示した。

国連が集計する世界の乳製品価格は昨年28%上昇。食料価格全体で は3.4%の下落だった。チーズと牛乳の価格上昇はレストランチェーン を運営する米ダーデン・レストランツやヨーグルトなどを製造するゼネ ラル・ミルズなどのコスト増につながる可能性がある。

シカゴ商業取引所(CME)の牛乳先物相場2月限終値は前週末 比2.2%高の100ポンド当たり22.40ドル。一時は22.46ドルと、中心限月 としては1996年1月の取引開始以降の最高値を付けた。10営業日続伸 は2012年3月以降で最長。

原題:Milk Futures Reach Record as U.S. Exports Increase Amid Drought(抜粋)

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