ブラジル株:ボベスパは続落-銀行株に買いも商品関連株が安い

21日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が4営業日続落。鉄鋼メーカーのナシオナル製鉄(コン パニア・シデルルジカ・ナシオナル、CSN)を中心に商品関連株が売 られ、昨年11月以降で最長の下落局面となっている。

ナシオナル製鉄は7.5%安。鉄鉱石生産のヴァーレは2.4%下落し、 5カ月ぶりの安値となった。一方、ブラデスコ銀行は1.9%上昇して金 融株の上げをけん引。金融政策の引き締めを理由に銀行は融資金利を引 き上げるとの観測が手掛かりとなった。

ボベスパ指数は前日比0.3%安の48542.07で終了。指数構成銘柄の うち35銘柄が下落した。通貨レアルはサンパウロ時間午後5時19分(日 本時間22日午前4時19分)現在、0.7%安の1ドル=2.3602レアル。20 日のボベスパ指数は中国の国内総生産(GDP)統計を受けて昨年8月 以来の安値に下げた。中国の2013年10-12月(第4四半期)GDP伸び 率は前年同期比7.7%と、7-9月(第3四半期)の7.8%を下回った。

SLWコレトラ(サンパウロ)のチーフアナリスト、ペドロ・ガル ジ氏は電話インタビューで、「投資家は中国の経済成長がさらに鈍化す ることを心配しているようだ」と指摘。「中国の展開はどんな小さな材 料であれ、商品輸出に大きく依存するブラジルに大きな影響を及ぼす」 と述べた。

原題:Ibovespa Falls as Commodity Producer Drop Outweighs Bank Rally(抜粋)

--取材協力:Julia Leite. Editors: Dennis Fitzgerald, Mark Sweetman

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