きょうの国内市況(1月21日):株式、債券、為替市場

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●日本株は反発、円安推移と国内政策期待-輸出や海運上げ、先物主導

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東京株式相場は反発、為替の円安推移、成長戦略など国内政策への 期待などから先物主導で見直しの買いが優勢となった。一部アナリスト の評価を受けた海運株が上げ、輸送用機器やゴム製品、精密機器など輸 出関連株も高い。日本銀行の金融政策決定会合がきょうから始まり、こ れを材料視する動きもあった。

TOPIXの終値は前日比2.09ポイント(0.2%)高の1295.95、日 経平均株価は154円28銭(1%)高の1万5795円96銭。終始、先物の影 響を受けやすい日経平均の強さが目立った。午後の取引開始後間もなく には、一時253円高まで上げ幅を拡大。ただ、大引けにかけては伸び悩 んだ。

しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用部長は、米景気 の回復基調による円安・株高シナリオは依然崩れておらず、「根強い買 い需要からいったん上昇すると、強含む好循環になる」と言う。また、 日銀会合について「コンセンサスは現状維持だが、サプライズ感を出す ための前倒し観測がちらほら出ており、株と為替に仕掛け的な動きがあ る」との認識を示していた。

東証1部33業種は海運、精密機器、食料品、ゴム製品、パルプ・ 紙、保険、情報・通信、輸送用機器など18業種が上昇。海運については 野村証券が日本郵船、商船三井の業績予想を上方修正し、割安感などを 踏まえ、郵船の投資判断「買い」を継続、商船三井は「中立」から「買 い」へ引き上げた。売買代金上位ではトヨタ自動車、シャープ、ファー ストリテイリング、KDDI、ファナック、楽天、ドワンゴが高い。

一方、空運、その他製品、銀行、金属製品、機械、卸売、電気・ガ ス、鉱業、陸運など15業種が下げた。個別では任天堂が続落、パナソニ ックや東芝、三菱自動車、三井住友フィナンシャルグループ、THKも 安い。午前は20%以上上げていた山一電機は、結局下げて終了。

東証1部の売買高は23億7699万株、売買代金は2兆610億円。値上 がり銘柄数は791、値下がりは842。

●債券反落、国内株高・円安警戒や5年債入札弱め-日銀会合を見極め

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債券相場は反落。国内株高や円安への警戒感に加えて、きょう実施 の5年債入札が弱めの結果だったことを受けて売りが優勢となった。

東京先物市場で中心限月の3月物は前日比横ばいの144円30銭で開 始した。直後から水準を切り下げ、午後に入ると下げ幅を拡大し、取引 終了前には144円02銭と日中取引ベースで10日以来の安値を付けた。結 局は27銭安の144円03銭と、この日の安値圏で引けた。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の332回債利回 りは同0.5ベーシスポイント(bp)高い0.665%で開始。その後は徐々に水 準を切り上げ、午後に入ると0.68%と10日以来の高水準を付けた。20年 物147回債利回りは1.5bp高い1.545%。30年物の41回債利回りは1.5bp高 い1.71%。

財務省がこの日実施した表面利率0.2%の5年利付国債(116回債) の入札結果によると、最低落札価格は99円96銭と事前予想を1銭下回っ た。小さければ好調とされるテール(最低と平均落札価格との差)は1 銭と前回のゼロ銭から拡大した。投資家需要の強弱を示す応札倍率は

3.72倍と前回の4.43倍から低下した。

●円が全面安、日本株高で売り優勢-祝日明けの米市場見極め

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東京外国為替市場では、円が主要16通貨に対して全面安となった。 日本株の上昇を受けて円売り圧力がかかった。

午後3時25分現在のドル・円相場は1ドル=104円51銭前後で取引 されている。一時は104円70銭と、3営業日ぶりの円安値を付けた。日 経平均株価は午後の取引で上げ幅が250円を超える場面が見られた。た だ、株価は引けにかけてやや伸び悩み、円売りの勢いも鈍る格好となっ た。

外為どっとコム総合研究所の石川久美子研究員は、ドル・円相場は 前週末から上値を抑えられていた20日移動平均線を上抜けて、短期的に 「あく抜け感」が出たとして、株価が堅調な間は「ドルの下値を攻める 理由がない」と説明。祝日明けの米国市場で楽観ムードが強くなれば、 もう少しドル高・円安方向に進む可能性もあるとみる。

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