蘭フィリップス、テレビ合弁の全株を冠捷科技に移管へ

オランダのロイヤル・フィリップス は、テレビ事業を手掛ける合弁企業TPビジョンの持ち分30%を合弁相 手である香港上場のディスプレーメーカー、冠捷科技(TPVテクノロ ジー)に移管する。家電事業の一部を売却して、がん検査装置や省エネ 型電球などの高収益部門に集中する一環。

フィリップスが20日発表した資料によると、冠捷科技は株式取得で TPビジョンを全額出資とするのに加え、5000万ユーロ(約70億円)の 支払いを受ける。

フィリップスのフランス・バンホーテン最高経営責任者(CEO) はソニーや韓国のサムスン電子などアジア勢との競争にさらされている 家電部門への依存度を低下させている。昨年1月にはDVDプレーヤー などの事業を船井電機に売却することでいったん合意したものの、同 年10月に破談を発表していた。

フィリップスはテレビ事業から完全には撤退せず、TPビジョンか ら売り上げの2.2%のロイヤルティーを受け取る。ロイヤルティーの年 間最低受取額は従来5000万ユーロだったが、4000万ユーロに減額されて いる。

原題:Philips Sells Stake in TV Venture Amid Focus on Health, Energy(抜粋)

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