IAEA、イランの核縮小履行を確認-欧米などは制裁緩和へ

国際原子力機関(IAEA)の査察 官は、イランが経済制裁の緩和に向け米英独仏ロ中の6カ国と昨年11月 に合意した核開発行程の一部凍結を履行したことを確認した。

ブルームバーグ・ニュースが入手したIAEA査察官の報告書によ ると、イランはウラン濃縮活動を停止し、遠心分離器の設置や重水炉建 設を中止した。ジュネーブでの昨年11月24日の合意に基づき、核開発を 理由にイランに科されていた経済制裁や資本規制の一部がこれで解除さ れることになる。

イランは向こう半年にわたり20%の濃縮ウランの備蓄を縮小すると 表明している。履行されれば約70億ドル(約7100億円)相当の制裁緩和 が認められる。

欧州連合(EU)は20日の声明で、航空機や自動車部品のほか、貴 金属、石油化学製品、船舶保険への制裁が直ちに解除されると説明し た。米政府は先週、凍結されていた資金42億ドルのうち、第1回分とし て5億5000万ドルをイランが2月1日に受け取ることを明らかにしてい る。

原題:Iran Nuclear Freeze Verification Sets Up Sanctions Reprieve (3)(抜粋)

--取材協力:Golnar Motevalli、James G. Neuger. Editors: Mark Williams, Eddie Buckle

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