銀行の一部事業分離のドイツ計画は欧州のモデルに-財務相

ドイツのショイブレ財務相は、顧客 を保護するため、最もリスクの高いビジネスの一部を預金から切り離す よう銀行に命じる同国の計画について、 欧州全体のモデルとなり得る と述べた。

ドイツの銀行は2017年から、ヘッジファンドとの一部ビジネスに加 え、自己勘定取引と高頻度取引(HFT)業務に関し、資本や資金の準 備を義務付けられる。欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会が まとめる提案について助言したフィンランド中央銀行のリイカネン総裁 率いる委員会は、顧客に代わって行うトレーディング業務についても分 離を提言したが、ドイツの法律はそこまでは踏み込まなかった。

欧州委員会のバルニエ委員(域内市場・金融サービス担当)のシャ ンタル・ヒューズ報道官は20日、ブルームバーグ・ニュースへの電子メ ールで、銀行の構造に関する法案について、暫定的なスケジュールとし て29日の公表を決めたことを明らかにした。

ショイブレ財務相は、フランクフルト近郊で開かれたドイツ取引所 主催のイベントで、「銀行の一部業務切り離しを盛り込んだドイツの法 律と同様、実績があるユニバーサルバンキングモデルを通じて実体経済 に資金を供給する上で、その欧州の規則が支障となることはないと考え られる」と語った。

原題:Schaeuble Says German Bank Split Law Can Serve as European Model(抜粋)

--取材協力:Angela Cullen. Editors: Angela Cullen, James Kraus

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE