英蘭シェル、豪ウィートストーンLNGから撤退-権益売却

欧州最大の石油会社、英・オランダ 系ロイヤル・ダッチ・シェルは豪ウィートストーン液化天然ガス (LNG)プロジェクトの権益持ち分をクウェート・フォーリン・ペト ロリアム・エクスプロレーション(クフペック)に11億4000万ドル (約1190億円)で売却し、同事業から撤退する。

シェルは20日の発表資料で、ウエスタンオーストラリア州で同業の 米シェブロンが主導するウィートストーン・プロジェクトから投資資金 を引き揚げ、他のプロジェクトに集中する方針を示した。シェルは豪州 で7つのLNGプロジェクトに関わってきた。ウィートストーン・イア ゴ・ガス田の8%とLNGプラントの6.4%の権益をクウェート石油公 社(KPC)子会社のクフペックに売却する。

ベン・バン・ビューデン最高経営責任者(CEO)は同資料で「シ ェルは豪エネルギー業界の主要プレーヤーであり続ける」とした上で、 「当社の資本と技術を生かして最大価値を加えられるところに投資を集 中し直している」と説明した。

ウィートストーンは年間890万トンのLNGを出荷する見込み で、2016年に生産を開始する予定。同プロジェクトには米アパッチや九 州電力も参画しており、東京電力や中部電力、東北電力などのLNG購 入が決まっている。

原題:Shell Exits Wheatstone LNG After $1.1 Billion Sale to Kuwait (1)(抜粋)

--取材協力:Fiona MacDonald. Editors: John Viljoen, Will Kennedy

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