米公衆衛生局、禁煙促進強化へ-喫煙は糖尿病などにも影響

50年前に喫煙と肺がんとの関連性が 明らかにされたにもかかわらず、米国では現在も4200万人が喫煙してお り、糖尿病や関節炎、性的不能など多くの一般的疾患が喫煙と結び付い ている可能性を示唆する新たな証拠が示される中、対策はほとんど進ん でいない。

米公衆衛生局のボリス・ラッシュニアック長官代行は17日の報告書 で、たばこ会社の「詐欺的な広告」や脆弱な規制、ハリウッド映画での 喫煙シーンの復活などを批判。「たばこに関連した死や病気のない社 会」の実現に向け、販売規制の強化を検討していることを明らかにし た。

喫煙と肺がんに関する1964年の画期的な報告書を受けて、米国の成 人の喫煙率は18%と、64年当時の半分以下になったものの、低下ペース は鈍化している。報告書によると、喫煙は依然として予防可能な最大の 死因で、年間48万人が喫煙に関連して死亡。報告書は米国が2020年まで に成人喫煙者の割合を12%に抑える目標を達成できない恐れがあると指 摘している。

17日ワシントンで記者会見したラッシュニアック氏長官代行は、当 局が従来よりも積極的に禁煙促進に取り組む必要があることを報告書が 示していると指摘した。

原題:Surgeon General Ties Cigarettes to Diseases Beyond Cancer (1)(抜粋)

--取材協力:Elizabeth Lopatto、Andrew Zajac. Editors: Bruce Rule, Andrew Pollack

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