中国人民銀:市中銀行に流動性供給、短期金利急上昇で

中国人民銀行(中央銀行)は20日、 金融システムに資金を供給した。春節(旧正月)の連休を控えた資金需 要で短期金融市場で指標金利が7カ月ぶりの大幅上昇となったことを受 け、融資ファシリティーの対象を中小銀行にも広げた。

人民銀は20日、常設の融資ファシリティー(SLF)を通じて複数 の大手商業銀行に資金を供給した。21日にはリバースレポを実施する。 中銀がブログで発表した。金額は示さなかった。

中銀がウェブサイトに掲載した声明によると、10地方の中小の銀行 は試験ベースで期間2週間までのSLFを利用できる。別の文書による と、SLFは短期市場の金利が一定水準を突破した場合に利用可能にな る。事情に詳しいトレーダー2人が匿名を条件に述べたところによる と、この試験プログラムのために1200億元(約2兆610億円)が割り当 てられた。

ソシエテ・ジェネラルの中国担当エコノミスト、姚煒氏(香港在 勤)は「流動性管理という点で良い措置だ」と述べ、SLFの拡大は中 小の銀行にとっての市場の「公平性を増す」とも指摘した。

銀行間資金の取引センターNIFCがまとめた毎営業日のフィクシ ングによれば、7日物レポ金利は153ベーシスポイント(bp、1bp =0.01%)上昇の6.32%。昨年6月20日以来の大きな上げ幅で、昨年12 月23日以来の高水準となった。春節の連休は今月31日から始まる。

原題:PBOC Adds Cash to Banks as Money Rates Jump Most in Seven Months(抜粋)

--Helen Sun, 取材協力:Fion Li、Xin Zhou. Editors: James Regan, John Liu

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE