エジプト国民投票、98%が新憲法案賛成-民主化へ前進と現政権

エジプトの新憲法案の是非を問う国 民投票は賛成票が全体の98%を占めた。今回の投票は、イスラム勢力が ボイコットする一方、軍の支持を受けた現政権は民主主義への移行に不 可欠としていた。

選挙管理委員会のナビル・サリブ委員長はカイロで記者団に対し、 投票率は約39%だったと述べた。有権者数は5300万人。モルシ前大統領 の出身母体であるムスリム同胞団は2日間にわたって行われた国民投票 に参加せず、投票はクーデターを正当化するためのものだと非難し た。17日の治安部隊とイスラム派の衝突では少なくとも4人が死亡、15 人が負傷した。

マンスール暫定大統領のバダウィ報道官は電子メールで、妨害を狙 ったテロ行為などにもかかわらず、投票は行われたと指摘。「今回の投 票結果は、法の下で男女が再び平等で宗教や信条、人種、地理が分断の 手段や迫害の口実とならない新しいエジプトの始まりを示している」と 述べた。

新憲法案は世俗派が多数派を占めるパネルが起草。投票率は、モル シ前政権下での憲法承認の際の33%を上回った。エジプトでは年内に大 統領選と議会選挙が実施される予定。

原題:Egypt Presidency Sees New Chapter as Charter Approved by 98% (2)(抜粋)

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