独テレコム:Tモバイル企業価値、AT&Tの買収案の水準に

ドイツテレコムは子会社Tモバイル USへの出資で、一時の損失を取り戻した。ドイツテレコムのヘットゲ ス最高経営責任者(CEO)によれば、Tモバイルの企業価値は回復 し、2012年にドイツテレコムが同持ち分に絡んで計上した74億ユーロ (約1兆440億円)の損失を補った。

ヘットゲスCEOが19日、ミュンヘンでブルームバーグとのインタ ビューで明らかにした。ドイツテレコムは保有するTモバイルUS株の 売却の可能性を再び探っている。Tモバイルの米AT&Tへの390億ド ル(約4兆700億円)での売却計画が2011年に頓挫した後、ドイツテレ コムはTモバイルとメトロPCSコミュニケーションズの合併を実現さ せたほか、ネットワーク拡大や安くて柔軟な価格設定プラン導入を通じ てTモバイルを米国で最も急成長する無線通信プロバイダーに育て上げ た。

ヘットゲスCEOは「われわれは既に企業価値を売却計画時の水準 まで引き上げた」と述べた。

事情に詳しい複数の関係者によれば、ソフトバンクは傘下の米スプ リントとTモバイルUSの統合を目指し、ドイツテレコムと直接交渉を 行っている。ブルームバーグのデータによると、Tモバイルの時価総額 は260億ドル、債務残高は約136億ドル。

原題:Deutsche Telekom Says T-Mobile Value Returns to AT&T Deal Levels(抜粋)

--取材協力:Alex Sherman、Aaron Kirchfeld. Editors: Kenneth Wong, Jacqueline Simmons

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