米ヘッジファンド:ガソリン買い越し22%減-在庫高水準で

ヘッジファンドによるガソリン相場 上昇を見込む買い越しは昨年6月以降で最大の減少。寒波が米中西部と 北東部に到来し需要を抑制する見込みである上、在庫は11カ月ぶりの高 水準に積み上がっている。

米商品先物取引委員会(CFTC)が発表した週間建玉報告による と、ファンドなど大口投機家のガソリンの先物とオプションの買い越し は14日終了週に22%減少し、11月19日終了週以降で最低水準となった。

先週のガソリン先物は2カ月ぶりの安値に下落。米政府が発表した ガソリン在庫は2億3310万バレルとなり、昨年2月8日終了週以降で最 高に達した。需要は1年ぶりの低水準まで落ち込み、店頭価格は3週間 ぶりの安値となった。中西部から北東部地域の気温は22日から26日まで 平年を下回る見込みで、凍結した路面を避け車の運転が手控えられるた めに需要が減る。

エナジー・アナリティクス・グループのディレクター、トム・フィ ンロン氏は17日、フロリダ州ジュピターからの電話インタビューで「ガ ソリンにとっては全てが悪材料だ。先週は全国的に在庫が積み上がって おり、しかも例年需要が非常に低い1月だ。寒波の到来で今後も需要は 鈍化するだろう」と述べた。

建玉報告の対象期間中のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の ガソリン先物は5.62セント(2.1%)下落し2.6224ドルとなった。前週 末17日の終値は2.6204ドル。ガソリンは今年に入って、商品24品目で構 成されるS&PのGSCI指数で3番目にパフォーマンスが悪 く、5.9%下落している。

原題:Bullish Gasoline Bets Slump as Cold Blast Chills Demand: Energy(抜粋)

--取材協力:Brian K. Sullivan. Editors: Dan Stets, David Marino

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE