リッチモンド連銀総裁:米労働市場の改善見通しは変わらず

米リッチモンド連銀のラッカー総裁 は、昨年12月の米雇用者数が約3年ぶりの低い伸びにとどまったことに ついて、「はっきりとした改善が続いてきた」米労働市場の見通しの変 化を意味しないとの認識を示した。

12月の非農業部門雇用者数は前月比7万4000人増と、ブルームバー グが集計した最も悲観的な予想を下回った。一方、労働参加率の低下に 伴い、失業率は6.7%と約5年ぶりの水準に低下した。ラッカー総裁 は17日にバージニア州リッチモンドでの講演後に記者団に対し、12月の 統計について、「このような異常値は時々出てくる。12月もその1つの ようだ。トレンドの変化の前兆には見えない」と語った。

米連邦準備制度理事会(FRB)は先月の連邦公開市場委員会( FOMC)で、労働市場の改善を理由に債券購入額を毎月850億ドルか ら750億ドルに縮小することを決めた。FRBの政策担当者らは雇用見 通しの大幅な改善が見られるまでは債券購入を継続する方針を1年余り にわたって維持している。

ラッカー総裁は「われわれはこのプログラムと今後の継続期間につ いて説明する際に労働市場の見通しに言及した。雇用見通しははっきり と改善されている」と述べた。同総裁は今年のFOMCでは議決権を持 たない。

原題:Fed’s Lacker Sees Jobs Recovery Even After Weak Payrolls Data(抜粋)

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