【ECB要人発言録】新LITROは不要の可能性-クーレ氏

1月14日から19日までの欧州中央 銀行(ECB)要人らの主な発言は次の通り(記事全文は発言者の氏名 をクリックしてください)。

<1月17日> クノット・オランダ中銀総裁(アムステルダムで発言)::過度に悲観 的になる必要はない。各国のセントラルバンカーは1930年代よりもずっ と早く有効需要を支えるためにできることを全て実行した。

<1月16日> クーレ理事(フランクフルトでブルームバーグ・ニュースとのインタビ ューで):長期リファイナンスオペ(LITRO)は不要な可能性があ る。適切な水準の流動性を万全にするには常設のファシリティで十分と いうことも考えられる。そうでない場合には行動する。現行のシナリオ に対する一段の下振れリスクがあれば考慮するということを完全に明瞭 にする意味で、フォワードガイダンスを強化する準備も意思もある

バイトマン独連銀総裁(ベルリンで):低金利は消費と投資を増やす意 欲を起こさせ得る。超緩和的な金融政策はリスクと副作用を伴う療法 だ。これを恒久的な療法としてはならない

<1月15日> メルシュ理事(独ザールブリュッケンで):デフレの差し迫った危険は 見当たらない。長期的な低インフレを目にするだろう。ECBの緩和的 な金融政策スタンスは適切だ。

<1月14日> ノボトニー・オーストリア中銀総裁(ウィーンで):ユーロ圏では短期 および中期的にインフレもデフレも見られない

ノボトニー・オーストリア中銀総裁(ウィーンで):インフレ期待はよ く抑えられているので、直ちに行動する必要性を感じない。政策金利は 相当の期間にわたって現行水準かそれを下回るだろう。

ノボトニー・オーストリア中銀総裁(ウィーンで)::ユーロ圏の経済 見通しは1年前より明るい。ECBはフォワードガイダンスに全面的に コミットしている。インフレないしデフレ圧力は見られない。

ドラギ総裁(欧州議会経済・金融問題委のシャロン・ボウルズ委員長宛 ての書簡で):ソブリン債関連のエクスポージャーでは償還まで保有す るものと売却可能なものの両方がストレステストに含まれるが、償還ま で保有されるポートフォリオを時価評価することは予想されない。

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