トヨタ:「ワクドキ」なデザイン、次期モデルでどこまで実現

トヨタ自動車には1つの課題があ る。「カムリ」と「プリウス」の次期モデルにワクワクドキドキさせる ようなデザインを求める豊田章男社長の主張を大衆市場での魅力を損な うことなくいかに心に留めていくかだ。

同社は両車種の次世代モデルの開発に着手しているが、同社幹部は その詳細の多くを明らかにしていない。

トヨタの米設計スタジオ担当社長、ケビン・ハンター氏は今週、北 米国際自動車ショーが開催されているデトロイトでインタビューに応 じ、次期カムリとプリウスの狙いは「よりエモーショナルでよりインパ クトのあるデザインだ」と語った。その上で「カムリはスタイル面で痛 手を被ったが、それでもよく売れている。しかし将来はより良いデザイ ンを生み出す必要がある」と話した。

豊田社長は「ワクドキ」(ワクワクドキドキ)させるデザインによ る見直しを進めている。見直しが進めば、カムリ、プリウスは現在のス タイルから脱却することになるとみられる。両車種は昨年の同社の米国 販売の約3分の1を占める。

自動車データサービスを提供するケリー・ブルー・ブックのアナリ スト、ジャック・ネラド氏は「適切なバランスを見いだすことは非常に 難しいだろう。消費者の大半はかっこいい車を好む。電化製品を運転し たいとは思っていない」と指摘する。

トヨタの米国販売部門トップの大原一夫氏は今週、デトロイトでの インタビューで、カムリの顧客基盤は非常に大きいため、どこまでデザ インを変えられるかには制限があるとの見解を示した。

原題:Toyota Seeks Heart-Racing Camry Without Giving Up No. 1 Spot (2)(抜粋)

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