米国株(17日):総じて安い、インテル売上高見通しなど嫌気

米株式相場は総じて安い。ゼネラ ル・エレクトリック(GE)の決算やインテルの売上高見通しを嫌気し た。S&P500種株価指数はこの日下げ、週間ベースでも下落となっ た。

GEが安い。決算では製造業部門の利幅が同社が示した予想に届か なかった。インテルも下落。売上高予想を受け、パソコン市場の成長見 通しに懸念が広がった。小荷物輸送ユナイテッド・パーセル・サービス (UPS)も売られた。同社が示した暫定集計によると、昨年10-12月 (第4四半期)の利益はアナリスト予想に届かなかった。一方でアメリ カン・エキスプレスは上昇。10-12月期の利益が倍増したことが好感さ れた。

S&P500種株価指数は前日比0.4%安の1838.70。ダウ工業株30種 平均は41.55ドル(0.3%)高の16458.56ドル。20日はキング牧師生誕記 念の祝日で休場となる。

USバンク・ウェルス・マネジメントのシニア株式ストラテジス ト、ジム・ラッセル氏は「市場参加者は企業の決算発表に手掛かりを求 めている」と指摘。「第4四半期決算の重要度と同じくらい、多くの投 資家は今年早い段階の状況に関する兆候をつかむため、企業の業績ガイ ダンスに注目している。今年は勝ち組と負け組に分かれるだろう。この 決算シーズンでも、これまでのところそれが見られる」と続けた。

米株式相場は前日下落した。シティグループやCSXなどの決算が 期待外れな内容だったことが手掛かり。ベスト・バイは急落した。

S&P500種

5年にわたる強気相場で、S&P500種は弱気相場で付けた安値か ら170%余り上昇。バリュエーションは09年来の高水準付近に押し上げ られた。ブルームバーグがまとめたデータによると、S&P500種指数 の株価収益率(PER、予想ベース)は15.6倍と、過去5年間の平均 値14.1倍を上回っている。

S&P500種の構成銘柄ではこの日、GEやモルガン・スタンレー など7社が決算を発表。ブルームバーグの実施したアナリスト調査によ ると、構成銘柄全体では第4四半期に1株利益が6%増、売上高は2% 増が見込まれている。

ウィルバンクス・スミス・アンド・トーマス・アセット・マネジメ ント(バージニア州ノーフォーク)のウェイン・ウィルバンクス最高投 資責任者(CIO)は、「今年の相場は上昇が続かないようだ」とし、 決算はまずまずだが相場が上昇するには決算が非常に良い内容になる必 要がある」と続けた。

業種別指数は全て下落

シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数( VIX)は0.7%低下し12.44。年初来では9.3%下げている。

S&P500種の業種別10指数は全て下落。生活必需品やテクノロジ ーなどの下げが目立った。

GEは2.3%安の26.58ドル。インテルは2.6%下げて25.85ドル。

UPSは0.6%安の99.91ドル。アメックスは3.6%上昇し90.97ドル と上場来高値となった。

モルガン・スタンレーは4.4%高の33.40ドル。同社の10-12月決算 は、利益がアナリスト予想を上回った。株式トレーディング収入が増加 したほか、ブローカー部門の収入が過去最高となった。

原題:Most U.S. Stocks Decline as Results From GE to Intel Disappoint(抜粋)

--取材協力:Jonathan Morgan. Editors: Jeff Sutherland, Michael P. Regan

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