きょうの国内市況(1月17日):株式、債券、為替市場

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●TOPIX反発、国内景気期待と投信材料-不動産や倉庫、銀行高い

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東京株式相場は、TOPIXが反発。国内景気の回復期待が根強 く、投資信託の新規設定や個人投資家の下値買いなど良好な需給環境も 支援材料となった。東証1部33業種は不動産、倉庫・運輸株のほか、卸 売や銀行株も高い。

TOPIXの終値は前日比3ポイント(0.2%)高の1297.39。日経 平均株価は12円74銭(0.1%)安の1万5734円46銭と続落した。

損保ジャパン日本興亜アセットマネジメントの上野賢司シニア・イ ンベストメントマネジャーは、「昨年末にかけての株高を受けた相場の 熱がまだ十分に冷めきらない中、地合いの強さを印象付けた」と言う。 ファンダメンタルズの緩やかな改善が続くとの見方が市場参加者のコン センサスとなっており、「一本調子には上がりにくくなっているが、下 落局面では買いが入ってくる」と話していた。

三菱UFJ投信がきょうから運用を開始した「東京関連オープン」 でモデルポートフォリオの組み入れ上位に入るオリエンタルランド、日 本テレビホールディングスが上昇。三菱地所や住友不動産など不動産株 も、同ファンドが材料視された。

東証33業種は倉庫・運輸、不動産、卸売、非鉄金属、海運、サービ ス、繊維製品、建設、情報・通信、銀行など20業種が上昇。半面、保 険、パルプ・紙、その他製品、金属製品、電気・ガス、ゴム製品、鉄 鋼、食料品、輸送用機器など13業種は安い。

売買代金上位ではシャープ、三菱自動車、東芝、ケネディクス、 NTT、リコー、山一電機、クボタが上昇。トヨタ自動車、新日鉄住 金、任天堂、ソニー、パナソニックは下げた。東証1部の売買高は27 億3890万株、売買代金は2兆3275億円。上昇銘柄数は1281、下落 は404。

●債券は超長期ゾーン下落、流動性供給入札弱め-20年入札接近を警戒

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債券市場では超長期ゾーンが下落した。来週に20年債入札を控えた 売りに加えて、きょう実施の流動性供給入札が弱めだったことが材料視 されたとの見方も出ている。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の332回債利回 りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)低下の0.665%で始まり、午前は同 水準で推移した。午後に入ると水準を切り上げ、0.5bp高い0.675%に上 昇。午後3時すぎからは横ばいの0.67%で推移した。

20年物の147回債利回りは1.5bp高い1.545%と9日以来の高水準を 付けた後、1.54%で推移。30年物の41回債利回りも一時2bp高 い1.705%と9日以来の高水準を付け、その後は1.70%。

JPモルガン・アセット・マネジメントの塚谷厳治債券運用部長 は、債券相場について、年初以来の買いで戻したので様子見姿勢となっ ていると指摘。「流動性供給入札が弱めの結果となったため、超長期ゾ ーンなどが軟調だ」とも話した。

財務省がこの日実施した流動性供給入札(発行額3000億円程度)の 結果によると、募入最大利回り較差がプラス0.004%、募入平均利回り 較差がマイナス0.003%となった。需要の強さを示す応札倍率は2.61倍 と、前回の2.54倍からやや上昇した。同入札は既発国債を追加発行する もので、20年、30年、40年物が対象となった。

●ドル・円は104円台前半、米金利低下でドル高一服-米指標を注目

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東京外国為替市場でドル・円相場は1ドル=104円台前半で推移。 米長期金利の低下などを背景にきのうまでのドル高が一服した。

この日のドル・円は104円20銭と104円42銭の間を上下する小動きな 展開に終始した。前日は約1週間ぶりに104円92銭までドル高・円安が 進んだ後、米国時間以降からは104円台前半を中心にもみ合った。ユー ロ・円相場も前日に1ユーロ=142円91銭と10日以来の円安値を付けた 後は、円がやや買われ142円ちょうどを挟む取引となった。

みずほ証券の鈴木健吾チーフFXストラテジストは、ドル・円相場 は「100円方向に反落か、106円を抜けるのか、材料を待っているような 状況」だと述べた。米経済指標は「力強さに欠ける」面があり、米連邦 準備制度理事会(FRB)が量的緩和の縮小ペースをどうするのかが当 面の注目材料だと指摘。それでも、消費増税で成長鈍化が見込まれる日 本と比べると米経済への期待は根強いため、「円高には行きづらい」と 付け加えた。

IG証券の石川順一マーケットアナリストは「目先は米株式市場が 決算発表で右往左往している。円は内外の株式相場に影響されやすい」 と指摘。週末とあって、直近のドル高に調整が入っている面もあると説 明した。ただ、米経済の回復と量的緩和縮小を背景としたドル高・円安 の流れは変わらないと述べ、FOMC終了後は「リスクオンが再燃する のではないか」と語った。

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