タイ中銀、政策金利を2%に引き下げか-混乱に伴う成長懸念で

タイ中央銀行は来週、2会合連続と なる政策金利の引き下げを決める可能性が高い。インラック首相の退陣 を求める反政府デモが経済成長にブレーキをかけている。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト8人の調査結果 によれば、タイ中銀が22日の会合で政策金利を0.25ポイント引き下げて 2%とすると7人が予想している。タイ財務省は16日、2014年の成長率 見通しを従来の4%から3.1%に引き下げた。過去1カ月で2回目の下 方修正となる。

インラック首相は昨年12月に議会を解散。同首相と兄のタクシン元 首相の政治的影響力の排除を目指す反対派に抵抗している。キティラッ ト財務相は16日、こうした混乱が経済と通貨に打撃を与えており、新政 府の発足が遅れれば投資の落ち込みを招くと警告した。

ティスコ・セキュリティーズのシニアエコノミスト、カンポン・ア ディレクソムバット氏は、「財政が機能していないため、金融政策で景 気を支援する必要がある」としながらも、利下げは抗議行動を終わらせ ることも成長を押し上げることもできないと指摘し、「政治問題を解決 しなければならない」と述べた。

原題:Thai Turmoil Bruising Growth Spurs Pressure for Key Rate Cut (1)(抜粋)

--取材協力:Tony Jordan、Yumi Teso、Shamim Adam. Editors: Rina Chandran, Stephanie Phang

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