個別銘柄:フジクラ急伸、半導体関連安い、ミクシィ下げ

きょうの日本株市場で、株価変動材 料のあった銘柄の終値は以下の通り。

フジクラ(5803):前日比9.7%高の530円。ゴールドマン・サック ス証券では投資判断を「中立」から「コンビクション・買い」に引き上 げた。株価は市場コンセンサスを上回る業績回復を織り込む余地がある と指摘。自社株買いが年間50億円規模で継続的に行われる公算も大き く、株価の見直しを後押しするとした。目標株価は485円から570円へ上 げ。

日本電産コパル電子(6883):ストップ高となる100円(15%)高 の772円。14年3月期営業利益見通しを41億5000万円から50億円に増 額。前期比では53%増へ増益率が拡大する。住設防災、半導体製造装 置、遊技機器市場などが堅調であるほか、環境・社会インフラ・医療機 器など成長市場での新製品投入も寄与する。

三菱自動車(7211):10%高の1280円。香港パリー・インターナシ ョナル・トレーディングのマネジング・ディレクター、ギャビン・パリ ー氏は株価連騰について、積み上がった需要を受けた売り方の買い戻し との見解を示した。円安傾向を反映する決算発表を控え、買いの動きは 自然としている。

クボタ(6326):3.1%高の1808円。バークレイズ証券では目標株 価を1600円から1800円に引き上げた。北米でトラクター事業が堅調に推 移し、農機に加えてエンジン、建機の伸びも順調と指摘。14年3月期営 業利益予想を1650億円から2000億円(会社計画1900億円)、来期を1910 億円から2130億円にそれぞれ増額した。投資判断は「イコールウエー ト」継続。

半導体製造装置関連株:東京エレクトロン(8035)が2.4%安 の5729円、日立国際電気(6756)が2.2%安、大日本スクリーン製造 (7735)が2.1%安など。日本時間17日早朝に半導体世界最大手の米イ ンテルが1-3月売上高見通しを示し、123億-133億ドルと一部のアナ リスト予想を下回った。インテル株は時間外取引で通常取引終値比5% 前後下落した。

武蔵精密工業(7220):2%安の2309円。クレディ・スイス証券で は、ブラジルでの二輪向け売り上げの回復の遅れなどから14年3月期営 業利益予想を110億円から90億円へ下方修正した。14年3月期の切り下 がりを要因として、来期も130億円から110億円へ減額。業績予想の修正 を反映し、目標株価は3200円から2800円へ引き下げた。

不二越(6474):9%高の715円。三菱UFJモルガン・スタンレ ー証券では目標株価を690円から760円に引き上げた。14年11月期の営業 利益で過去最高益更新の会社計画はポジティブと評価。好調な受注など を踏まえ、同証では今期営業利益予想を179億円から182億円(会社計 画170億円)に増額した。投資判断は「アウトパフォーム」継続。

ワコム(6727):3.4%安の681円。メリルリンチ日本証券は、ブラ ンド事業新製品の販売低調や高機能スマートフォン市場の成長率鈍化を 理由に業績予想を下方修正。14年3月期営業利益予想を94億円から82億 円(会社計画98億3000万円)、来期を116億円から108億円に減額。目標 株価は870円から780円に引き下げた。投資判断は「中立」継続。

JVCケンウッド(6632):1.4%高の211円。エアバス傘下企業と の間で、北米および欧州市場での公共安全向けブロードバンド業務用無 線システムの開発・商用化に関する業務提携を締結したと発表した。両 地域での事業開発を促進する方針。

ヤマトホールディングス(9064):2.4%安の1990円。野村証券で は目標株価を2100円から1950円に引き下げた。来期営業利益予想を746 億円から697億円に下方修正。コスト高と収入の伸び減速でデリバリー 事業は若干の減益を想定。今期営業益予想も730億円から700億円(会社 計画710億円)に減額した。投資判断は「中立」を継続。

ミクシィ(2121):4.1%安の6860円。メリルリンチ日本証券では 投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」に引き下げた。目標株 価は1880円。スマホ向けゲーム「モンスターストライク」のヒットだけ では現在の株価を正当化できないと分析。中核サービスでは利用者や売 り上げが減少傾向で、株価上昇は持続できないとした。

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