来週のNY原油:41%が下落を予想-生産増と燃料需要減

来週のニューヨーク原油先物相場は 下落するとの見方が優勢だ。米国の原油生産が増加する一方、燃料需要 は減少している。

ブルームバーグ・ニュースがアナリスト34人を対象に実施した調査 では、14人(41%)が来週の原油先物相場が下落すると予測。上昇を予 想したのは13人(38%)。7人が横ばいを予測した。前回は46%が上昇 を予想した。

米エネルギー情報局(EIA)によると、10日終了週の米原油生産 は日量1万4000バレル増え816万バレルとなり、1988年以降で最高だっ た。水平掘削や水圧破砕の技術を利用したシェールブームが増産につな がっている。過去4週間の総燃料需要平均は2.7%減少。

RJOフューチャーズ(シカゴ)の商品担当シニアブローカー、ト ム・パワー氏は16日、「来週の原油相場は下げるだろう。生産が増えそ うなことと世界の需要が横ばいであるため市場は圧迫されそうだ。米国 のシェールオイルブームは大方の予想よりペースが速く、年間を通じて 状況を一変させる要因になりそうだ」と述べた。

2004年4月の調査開始以降、相場の方向性を正しく予測した確率 は51%となっている。ブルームバーグは翌週の原油価格について、石油 アナリストとトレーダーに見通しを尋ねる調査を毎週木曜日に実施して いる。

原題:WTI Crude Declines in Survey as U.S. Oil Production Increases(抜粋)

--取材協力:Grant Smith、Yee Kai Pin、Winnie Zhu、Ann Koh、Ben Sharples、Sarah Chen. Editors: Richard Stubbe, Dan Stets

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