米上院本会議:包括的歳出法案を可決-大統領の署名経て成立

米上院本会議は16日、2014年9月末 までを対象とする総額1兆1000億ドル(約115兆円)の包括的歳出法案 を可決した。オバマ大統領の署名を経て成立する。ただ与野党は連邦債 務の上限引き上げ問題で今後対立する可能性がある。

上院の採決結果は賛成72、反対26。下院は15日に359対67で可決し ていた。民主、共和両党は草の根保守運動「ティーパーティー(茶 会)」などの影響で昨年10月に16日間の一部政府機関閉鎖に至った対立 を克服し協調した。

両党はこれまで激しく議論を戦わせてきた問題で妥協、政府機関閉 鎖を回避する今回の取り組みは順調に進んだ。共和党は昨年の政府機関 閉鎖の際、重大な対立点となった医療保険改革法の予算執行停止要求を 取り下げ、民主党は従来求めていた水準を下回る支出を受け入れた。

次の焦点は連邦債務上限の引き上げ問題となる。ルー財務長官は16 日、議会に対しこの問題でできるだけ早く行動するように呼び掛け、少 なくとも2月後半までに債務上限を引き上げるべきだと述べた。

民主党は、債務上限引き上げを認める代わりに他の予算を修正する という共和党の要求を拒否する立場を変えていない。リード民主党上院 院内総務がこの日、記者団に明らかにしたところによれば、オバマ大統 領は15日のホワイトハウスでの民主党上院議員との会合で、この主張を 撤回するつもりはないと言明したという。

原題:Senate Clears Obama-Backed $1.1 Trillion U.S. Spending Measure(抜粋)

--取材協力:Derek Wallbank、James Rowley、Richard Rubin、Kasia Klimasinska. Editors: Laurie Asseo, Jodi Schneider

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