インテルの1-3月売上高見通し、一部アナリスト予想下回る

世界最大の半導体メーカー、米イン テルの1-3月(第1四半期)売上高見通しは一部のアナリスト予想を 下回る数字となった。法人需要はパソコン(PC)の売り上げを再び勢 いづけるには至っていない。

16日の発表資料によると、1-3月期の売上高は123億-133億ドル (約1兆2800億-1兆3900億円)となる見通し。ブルームバーグがまと めたアナリスト予想平均は128億ドルとなっていた。

ブライアン・クルザニッチ最高経営責任者(CEO)は電話会議 で、消費者向けノート型PCの需要がアジアで減少しており、法人から のサーバー用チップ受注は昨年10-12月(第4四半期)に同社予想を下 回ったことを明らかにした。昨年第4四半期はデスクトップ型PCの法 人需要の回復で増収となったものの、JMPセキュリティーズのアナリ スト、アレックス・ガウナ氏は、インテルの低調な見通しを受けてPC 市場の回復加速への期待感がそがれたと指摘した。

ガウナ氏は「状況が良くなるという見方が広がっていたが、発表さ れた四半期決算と見通しは状況がまだあまり良くないことを示してい る」と語った。

業績見通しの発表を受けた16日の時間外取引でインテル株は一 時4.7%下落。通常取引終値は前日比0.5%安の26.54ドル。

10-12月期

昨年10-12月期の純利益は26億3000万ドル(1株当たり51セント) と、前年同期の24億7000万ドル(同48セント)から6.4%増加した。売 上高は2.6%増の138億ドル。アナリスト予想平均は1株利益が52セン ト、売上高が137億ドルだった。

インテルによると、1-3月期の粗利益率は約59%とアナリスト予 想に沿った水準となる見通し。昨年10-12月期は62%だった。

ステーシー・スミス最高財務責任者(CFO)はインタビューで 「PC市場については、持ち直しつつある。だが、第三者機関の予測通 り、当社では小幅な落ち込みを予想している」と述べた。

10-12月のPC用チップ部門の売上高は横ばいの85億6000万ドル、 営業利益は20%増の34億ドルだった。サーバー用チップを製造するデー タセンター事業の売上高は30億ドルと前年同期比で8%増え、営業利益 は11%伸びた。スマートフォンやタブレット端末などに搭載されるチッ プを製造する部門では、売上高が11億1000万ドルと8.5%増加した一 方、営業赤字は6億2000万ドルに拡大した。

原題:Intel’s Sales May Miss Some Analysts’ Estimates on PC Drop (2)(抜粋)

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