米国株:下落、シティなど決算を嫌気-ベスト・バイ急落

米株式相場は下落。シティグループ やCSXなどの決算が期待外れな内容だったことが手掛かり。ベスト・ バイは急落した。S&P500種株価指数は前日、終値ベースで過去最高 値を更新していた。

家電量販のベスト・バイは29%安。ホリデーシーズン中の米既存店 売上高が減少したとの発表が嫌気された。10-12月(第4四半期)決算 を発表したシティグループやゴールドマン・サックス・グループなど金 融株も値下がりした。鉄道輸送会社CSXも安い。利益が2年ぶりにア ナリスト予想を下回った。インテルは通常取引終了後の時間外取引で値 下がり。同社がこの日発表した1-3月(第1四半期)売上高見通しは 一部のアナリスト予想を下回る数字となった。

S&P500種株価指数は前日比0.1%安の1845.89。ダウ工業株30種 平均は64.93ドル(0.4%)下げて16417.01ドル。

バンヤン・パートナーズのチーフ市場ストラテジスト、ロバート・ パブリク氏(ニューヨーク在勤)は「2013年に見られたように一直線に 上昇することはない」とし、「13年の動きの多くは、金融当局から市場 への資金流入がベースとなっていた。今年相場を押し上げるのは、決算 の予想コンセンサスに対する上方修正だろう」と続けた。

S&P500種は前日0.5%上昇。世界銀行が世界成長予想を上方修正 したことが好感された。またバンク・オブ・アメリカ(BOA)の決算 が大幅増益となったことで、金融株が大きく上げた。ブルームバーグが まとめたデータによると、S&P500種指数の株価収益率(PER、予 想ベース)は15.6倍と、過去5年間の平均値14.1倍を上回っている。

決算シーズン

この日S&P500種の構成銘柄では、シティやゴールドマンを含 め14社が決算を発表。ブルームバーグの実施したアナリスト調査では、 構成銘柄全体では第4四半期に1株利益が平均で4.9%増、売上高 は1.8%増が見込まれている。

BMOグローバル・アセット・マネジメントの米国担当チーフ市場 ストラテジスト、サンディ・リンカーン氏は「ファンダメンタルズを見 てみると、相場はひどく割安でも、ひどく割高でもない」と分析した。

ブラックロックのローレンス・フィンク最高経営責任者(CEO) は、米国株が今年最大10%上昇する可能性があるとの見方を示した。 S&P500種は昨年は30%上昇した。

シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数 (VIX)は2%上昇し12.53。

ベスト・バイ急落

S&P500種の業種別10指数では4指数が下落。特に金融と選択的 消費関連の下げが目立った。

ベスト・バイは29%安の26.83ドル。S&P500種で値下がり率トッ プとなった。同社の発表資料によると、開店後14カ月以上の店舗とイン ターネットを通じた販売による国内売上高は1月4日までの9週間 で0.9%減少した。

シティは4.4%安の52.60ドル。下落率は12年11月以降で最大となっ た。同行の10-12月期決算は、利益がアナリスト予想に届かなかった。 債券トレーディング事業が不調だった。ゴールドマン・サックスは2% 安の175.17ドル。

ダウ輸送株平均は0.6%下げた。CSXは6.8%安の27.24ドル。下 落率は11年9月以降で最大。

インテルはニューヨーク時間午後4時24分時点で2.6%安の25.86ド ル。通常取引終了後に同社が発表した1-3月(第1四半期)売上高見 通しは一部のアナリスト予想を下回る数字となった。

原題:U.S. Stocks Decline as Best Buy, Citigroup Slump Amid Results(抜粋)

--取材協力:Namitha Jagadeesh、Alexis Leondis. Editors: Jeff Sutherland, 西前 明子

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