スペイン入札:3年債利回りが過去最低-首相は成長加速を示唆

スペイン政府が16日実施した国債入 札では、3年物の落札利回りが過去最低となった。欧州の高債務国の国 債が値上がり基調にあるほか、ラホイ首相が国内経済について楽観的な 見通しを示したことが背景にある。

2017年4月償還債の平均落札利回りは1.595%と、ブルームバーグ が3年債入札のデータ集計を04年に始めてから最も低い水準となった。 応札倍率は2.2倍。この日は26年と28年に満期を迎える国債も発行さ れ、合計調達額は59億1000万ユーロ(約8430億円)となった。目標上限 は55億ユーロだった。

ユーロ圏では景気拡大の兆候や欧州中央銀行(ECB)による低金 利維持の方針を背景に、いわゆる周辺国資産に対する信頼感が回復。周 辺国債は今年に入り上昇している。また、ラホイ首相は今週、スペイン 経済の昨年10-12月(第4四半期)の成長が加速したもようだとの認識 を示した。

この日の入札で2026年償還債の平均落札利回りは3.98%、28年償還 債は4.20%で、これら長期債では前週の入札時とほぼ変わらなかった。

流通市場では既発の10年債利回りがロンドン時間午前10時5分現 在、ほぼ横ばいの3.76%。9日には3.67%まで下げ、06年以来の低水準 となった。

原題:Spain Sells Bonds at Record-Low Yield as Rajoy Touts Rebound (1)(抜粋) Spain Sells EUR5.915 Billion at Bond Auction Jan. 16 (Table) (抜粋)

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