中国など新興3カ国も地球温暖化の主因-カナダの研究報告

中国、インド、ブラジルの新興3カ 国が歴史的に地球温暖化の主因となった国々として米国などの先進国と 共に挙げられるとの調査報告を、カナダの研究者らが示した。

カナダのコンコルディア大学の研究者らが15日発表したリポートに よると、1750-2005年に排出された温暖化ガスの60%以上を、これらの 国々にロシア、英国、ドイツを加えた7カ国が占めた。

温暖化ガス排出削減に向け、2015年までに枠組みの作成を目指す各 国の担当者にとって、この調査結果は重要な意味を持つ。昨年11月にワ ルシャワで開かれた国連気候変動枠組み条約の第19回締約国会議 (COP19)では、温暖化ガス排出の歴史的責任をめぐって意見が対立 した。将来の排出削減の目安として産業革命の時代にさかのぼった汚染 度を採用するというブラジルの提案を先進国が拒否した。

学術誌「エンバイロンメンタル・リサーチ・レターズ(環境研究報 告)」に掲載されたリポートは「地球温暖化に国が及ぼした影響を明確 に理解することは、温暖化に対する国の責任を判断する上で重要な情報 となり、将来の排出削減の枠組みを構築する際に利用することができ る。われわれの分析はその協議に貢献できる可能性がある」と指摘し た。

原題:China Joins U.S. Among Global Warming’s ‘Biggest Offenders’(抜粋)

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