台湾TSMC:10-12月は予想上回る7.7%増益-訴訟収入など

半導体の受託生産最大手、台湾積体 電路製造(TSMC)の昨年10-12月(第4四半期)決算は、純利益が 前年同期比7.7%増となった。訴訟に伴う特別収入などが寄与した。

16日の発表資料によると、純利益は448億台湾ドル(約1560億 円)。前年同期は416億台湾ドルだった。ブルームバーグ・ニュースが まとめたアナリスト23人の予想平均の418億台湾ドルも上回った。

TSMCは2014年1-3月(第1四半期)の売上高について、1360 億-1380億台湾ドルの範囲との予想を示した。アナリスト予想は1410億 台湾ドル。

既に発表している10-12月期の売上高は1458億台湾ドル。顧客が在 庫削減を図る中、この6四半期で最も低い伸びにとどまった。今年は米 アップルの携帯端末向け出荷がTSMCの業績に寄与する見込み。

大和証券グループのエリック・チェン氏は14日のリポートで、 「2014年はアップル向けの力強い新事業を予想している」と記した。同 氏はTSMC株の投資判断を「ホールド」から「買い」に引き上げた。

TSMCの何麗梅最高財務責任者(CFO)は、受注減で工場稼働 率が低下したために10-12月期の粗利益率が低下したと説明。中国の中 芯国際集成電路製造(SMIC)からの訴訟関連の支払いなどの特別収 入が10-12月の業績を押し上げたと述べた。

原題:TSMC Profit Rises as Global Demand for Mobile Phones Grows (1)(抜粋)

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