米国は35年までにエネルギーの自立へ、シェールブーム-BP

米国は2035年までにエネルギーの自 立を達成するとの見通しを欧州石油大手の英BPが示した。シェールブ ームで原油と天然ガスの生産が増加する一方、需要の伸びが鈍化するた めと説明している。

BPは35年までのエネルギー見通しの中で、米国は需要を上回るガ スと石炭を生産すると予想した。米国は昨年、世界最大の液体エネルギ ーの生産国になった。

同リポートはシェール資源の開発技術が今後20年間にわたっていか に世界のエネルギー貿易を変えていくかに焦点を当てている。アジアと 欧州が主要な燃料輸入国になる一方で、石油輸出国機構(OPEC)加 盟国などの輸出国は価格下落を阻止するため生産を抑制する必要に迫ら れる見込み。

BPのチーフエコノミスト、クリストフ・ルール氏は電話会議で 「原油とガスの輸入はアジアと欧州に集中し大幅に増加するだろう。原 油貿易の約80%はアジア向けになる」と述べた。

世界のエネルギー需要は12年から35年までに41%増加する見通し。 過去20年間は52%増だった。需要の伸びのうち95%は新興国が占め、半 分以上は中国とインドが占めると予想されている。

原題:U.S. Will Be Energy Self-Sufficient by 2035 on Shale, BP Says(抜粋)

--取材協力:Lananh Nguyen. Editors: Alex Devine, Ana Monteiro

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