JGBディーラー首位みずほ証、2位三菱モルガン-米グリニッジ

米グリニッジ・アソシエーツによる と、日本国債ディーラーの2013年市場取引シェアでは、みずほ証券が首 位を確保し、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が2位となった。日 本銀行の大量国債購入に伴い、市場流動性はやや低迷気味だが、国内勢 の存在感は依然として強く残っている。

グリニッジの市場取引に関するリポートによれば、市場取引シェア はそれぞれ、みずほ証券が15.1%、三菱UFJモルガン・スタンレー証 券が13.3%、野村証券が11.4%、SMBC日興証券が8.3%、大和証券 が6.8%、ゴールドマン・サックスが6.3%だった。

2位の三菱UFJモルガン・スタンレー証は、円建て投資適格級債 券の流通市場で、大和証と拮抗する18%台の水準までシェアが拡大し た。

半面、市場環境に関しては、安倍晋三政権の経済政策の一環として 日銀が進める国債買い入れを通じて、市場の流動性は低下していると、 グリニッジは指摘している。日本国債の売買高は、調査期間の12年6月 から13年6月までの間に15%近く減少したという。

グリニッジのティム・サングストン氏は、「急激な売買高の減少に 伴って、海外ディーラーは日本国債事業をしっかり支えることが難しい とみている。このため、クレジット商品など他の投資先に焦点を当てて いる」と分析。「結果的に国内ディーラーが取引高のおよそ80%を占め ているが、シティ、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ、バークレ イズなど一部の海外勢はこうした商品に勢いをみせている」と述べた。

ディーラー人気投票

グリニッジが600を超える円建て債券の関係者に聞いたディーラー の人気投票では、利付国債の販売部門で三菱UFJモルガン・スタンレ ー証やみずほ証、野村証が上位に並んだ。一方、利付国債の調査部門は 野村証、取引部門は三菱UFJモルガン・スタンレー証とみずほ証の名 が挙がった。

また、円建て以外の利付債では、シティが販売と取引の両部門で、 バークレイズが調査部門で高い評価を受けたとしている。

--取材協力:崎浜秀磨、Pavel Alpeyev. Editors: 崎浜秀磨, 山中英典

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