米大手銀のリスク管理ミス、スピード処分へ-16日に新指針発表

JPモルガン・チェースなど米銀大 手は米通貨監督庁(OCC)が16日発表する新たな指針に基づき、リス ク管理ミスに対してより迅速に処分を受ける可能性がある。

OCCのフレンド首席法律顧問によれば、この指針変更により、金 融機関に特定の法執行措置を適用しやすくなる。カリーOCC長官 は2008年の信用危機の後の不正に対して多額の制裁金を科し、銀行の経 営健全化を推進しており、今回の取り組みもその一環。

フレンド氏は「監督下にある大規模で複雑な金融機関に何を求める かを、OCCは明確にする」と述べ、順守しない金融機関が受ける法執 行プロセスは「より合理化される」と説明した。

現状では、検査官が銀行による安全でないビジネスへの関与を見つ け問題解決が容易でないと判断した場合、OCCは停止命令を出すこと ができる。その際にOCCは正式な訴訟を起こし、行政法判事による審 問で主張を論証することなどが必要になる。

新たな指針では、OCCは銀行に基準違反を是正するよう指示で き、銀行がそれに応じた計画を作成・実行しない場合は、停止命令と同 じ法的効力を持つ安全性・健全性命令を出すことで、より速やかに対応 できるという。OCCの法執行・法令順守部門を率いた経歴を持つバッ クリー・サンドラーのパートナー、ロバート・セリノ氏によれば、 OCCの新たな手法では命令を出す前の裁判所の審問手続きを省くこと ができるという。

原題:Big Banks Face Sharper Risk-Management Focus in OCC Policy Shift(抜粋)

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