個別銘柄:シャープや三菱自急伸、後発医薬品やDeNA安い

きょうの日本株市場で、株価変動材 料のあった銘柄の終値は以下の通り。

シャープ(6753):前日比6.1%高の363円。ドイツ証券では2014年 3月期営業利益予想を457億円から790億円、最終損益予想を369億円の 赤字から1億円の黒字へそれぞれ上方修正した。円安による液晶の収益 改善などが要因。投資判断は「売り」を継続。また、チャイナ・モバイ ルは米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の 販売予約が約100万台に達したことを明らかにした。

三菱自動車(7211):8.3%高の1163円。昨年12月の中国販売台数 は前年同月比2.5倍の1万36台だった。10月に現地合弁で生産を開始し た新型SUV「パジェロスポーツ」が販売を押し上げたほか、反日不買 運動からの回復なども寄与した。13年の販売は前年比63%増の6万7175 台。

後発医薬品株:東和薬品(4553)が4.7%安の4085円、沢井製薬 (4555)が3.1%安。メリルリンチ日本証券では、厚生労働省が昨年12 月に導入した後発医薬品の新たな価格体系は14年の値下げ幅を拡大さ せ、15年3月期以降の販売価格を押し下げると指摘。このことがコンセ ンサスに反映されていないとの印象だとして、投資判断を東和薬は「買 い」から「アンダーパフォーム」、沢井薬は「買い」から「中立」へ引 き下げた。

ディー・エヌ・エー(2432):5.5%安の2219円。シティグループ 証券では投資判断を「買い」から「中立」へ引き下げた。海外ゲーム販 売が想定以上に鈍化する見込みで、国内新規事業の利益貢献も想定困難 と予想。ブラウザゲームの新タイトルが現段階でプラットホームの増勢 につながっていない上、国内投入のネイティブアプリにヒット作が不在 と指摘した。

オムロン(6645):3.2%安の4540円。モルガン・スタンレー MUFG証券では、投資判断を「オーバーウエート」から「イコールウ エート」へ引き下げた。インダストリアルオートメーションビジネス (IAB)や非IAB事業の業績回復は株価に織り込まれつつあるなど と判断。新たな目標株価は4300円(従来4100円)。

ドトール・日レスホールディングス(3087):1.6%高の1745円。 野村証券は目標株価を2000円から2200円に引き上げた。同社はコンビニ エンスストアのコーヒーとは競合しておらず、良い環境でコーヒーを楽 しむ店づくりを推進し、コンビニとは異なる地位を確立していくと分 析。投資判断は「買い」を継続した。

楽天(4755):1.6%高の1762円。SMBC日興証券では目標株価 を1600円から2100円に引き上げた。消費増税をきっかけに14年はEコマ ース市場の飛躍を予想、日本のEコマース最大手企業の同社に期待して いると指摘。目標株価算出に使う残余利益モデルの開始年度を12年12月 期から13年12月期に変更した。投資判断は「アウトパフォーム」継続。

UMNファーマ(4585):6%高の3515円。アステラス製薬と共同 開発中の組み換えインフルエンザワクチン「ASP7374」について、第3 相臨床試験のうち2つの試験で孵化鶏卵ワクチンとの非劣性を確認でき たと発表。エース証の池野智彦シニアアナリストは「インフルエンザワ クチンの技術革新という観点では50年ぶりの良いニュース、開発が順調 に進展していることは評価できる」と指摘した。

ペプチドリーム(4587):3.4%高の1万3890円。13年7-12月営 業利益は2億円程度になったようだ、と16日付の日本経済新聞朝刊が報 じた。提携した製薬大手の米イーライ・リリーからの契約一時金を計上 したことなどにより、上場前の前年同期(7900万円)から増加したとい う。

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