リトアニア、2015年ユーロ導入に向けたプロセス順調-中銀総裁

バルト諸国の中で唯一、ユーロを導 入していないリトアニアは、昨年の財政赤字がユーロ参加国に義務付け られる上限に接近したものの、2015年導入という目標達成に向けて順調 だとの見方を、同国中央銀行のバシリアウスカス総裁が示した。

同総裁は14日、ウィーンでのインタビューで「責任ある政策を継続 するとともに、財政赤字の圧縮を続けることが重要な課題だ」と語っ た。

昨年の財政赤字は対国内総生産(GDP)比で恐らく2.9%と、ユ ーロ導入国に義務付けられる3%の上限にはかろうじて達しない水準と いう。それでも、今年目標とする1.9%への圧縮失敗はないだろうと総 裁は話した。

リトアニアがユーロ導入を目指すのは2回目。前回の07年は、イン フレ率が上限水準を上回ったため断念を余儀なくされた。今回は政治が 邪魔をする可能性はある。連立政権を構成する4党のうち3党がユーロ 導入延期を呼び掛けているためだ。ブトケビチュス首相は15年にユーロ を導入できなかった場合は辞任すると表明している。

バシリアウスカス総裁はこの政治的リスクは高くないとし、連立パ ートナーの4党全てが「ユーロ支持派で、2015年が適切な時期との認識 で一致している」と述べた。

原題:Lithuania on Course for Euro Adoption Next Year, Banker Says (1)(抜粋)

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