元ゴールドマンのツェ氏のヘッジファンド、日本投資で好成績

米ゴールドマン・サックス・グルー プで自己勘定取引トレーダーをしていたモルガン・ツェ氏が率いるヘッ ジファンド、アゼンタス・キャピタル・マネジメントは昨年、日本への 投資が奏功し2011年の設立以来で最良の成績を上げた。香港を拠点とす るもう一つの大型ヘッジファンド、ミリアド・アセット・マネジメント も日本投資で成果を上げた。

マルチストラテジーのミリアド・オポチュニティーズ・マスター・ ファンドの2013年成績はほぼプラス20%だったと、事情に詳しい関係者 2人が明らかにした。別の関係者によれば、アゼンタスのファンドでア ジアに重点的に投資するグローバル・マルチストラテジー・ファンドの 成績はプラス16.4%。関係者らは匿名を条件に語った。

関係者によれば、アゼンタスのリターンに最大貢献したのは日本関 連のロングショート取引だった。ミリアドの昨年の利益の半分は日本投 資によるものだったようだと関係者の一人が述べた。

ミリアドはヘッジファンド会社、ハイブリッジ・キャピタル・マネ ジメントの元アジア責任者のカール・ハッテンロッカー氏が率いてい る。

ミリアドのスコット・ゲイナー最高執行責任者(COO)とアゼン タスの投資リレーション責任者ジュリー・チャン氏はファンドのリター ンについてコメントを控えた。

関係者によると、アゼンタスは大中華圏やアジアに関連のある米欧 株の投資でも利益を上げた。

アゼンタスは11年4月に運用を開始し同年の成績は約6.8%のマイ ナスだった。12年は1%程度のプラス。関係者が当時明らかにしてい た。また関係者が昨年1月に述べたところによれば、11年12月に取引開 始したミリアドの12年成績はプラス7%前後だった。

原題:Large Hong Kong Hedge Funds Have Best Year Since Inception (1)(抜粋)

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