インド:12月の卸売物価、予想より鈍化-金利据え置き余地拡大

インドの昨年12月の卸売物価指数 (WPI)はエコノミスト予想を下回り、5カ月ぶりの低い伸びにとど まった。インド準備銀行(中央銀行)が今月、2会合連続で政策金利を 据え置く余地が広がった。

インド商工省が15日発表した12月のWPIは前年同月比6.16%上 昇。ブルームバーグ・ニュースがまとめた市場関係者44人の予想中央値 は6.99%上昇、11月は7.52%上昇だった。

経済成長率が10年ぶり低水準近辺で推移しているにもかかわらず、 ラジャン総裁率いるインド準備銀は物価上昇圧力を抑え込む姿勢を示し ている。準備銀は12月の会合では、政策金利であるレポ金利を7.75%に 据え置いた。次回会合は今月28日。

ロイヤルバンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)のシ ニアエコノミスト、ガウラブ・カプール氏(ムンバイ在勤)は統計発表 前、「全般的なインフレは依然高水準のままだ。物価上昇が落ち着けば ラジャン総裁にとっては政策金利据え置きの余地が生まれる。しかし利 下げするには物価の継続的な下落が必要だ」と話していた。

原題:India Inflation Eases More-Than-Expected Before Rajan Review(抜粋)

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